PREMIUM:ココにしかないレアなオリジナルコンテンツが満載!
AA=が今年2月に恵比寿LIQUIDROOMで行なった"TOUR#4"のツアー・ファイナルを収録したDVD『TOUR#4+MV』をリリース。同時にスプリット・アルバムだった『#』と『4』の合体盤『#4』の発売、さらに『#』と『4』それぞれのハイレゾ配信もスタートし、AA=『#4』ストーリーがここに完結する。
TOUR #4+MV / AA=
【完全限定生産盤】VIZL-690 6,000yen (+ tax)
【通常盤】VIBL-705 5,000yen (+ tax)
2014.9.24 on sale

[Tour #4 at LIQUIDROOM 20140209]
  1. DRONE
  2. WARWARWAR
  3. VICIOUSNESS
  4. WILL
  5. ||:Repeat:||
  6. The Jam
  7. DISTRAP
  8. The Klock
  9. GREED...
  10. posi-JUMPER
  11. sTEP COde
  12. ALL ANIMALS ARE EQUAL
  13. Path of the arrow
  14. Lasts
  15. HUMANITY2
  16. REEDOM
  17. I HATE HUMAN
  18. KILROY WAS HERE
  19. PRG
  20. LOSER
  21. WORKING CLASS
  22. PEACE!!!
[Music Video #4]
  1. WARWARWAR
  2. HUMANITY2
  3. WILL
  4. Lasts
[Bonus Movie]*完全限定生産盤に収録
  1. WARWARWAR from Ustream Rec at Victor Studio 20131126
  2. TEKNOT from WAR3-HUMAN2 NIGHT at UNIT 20131024
  3. ALL ANIMALS ARE EQUAL from WAR3-HUMAN2 NIGHT at UNIT 20131024
  4. The Klock from HELTER SKELTER NIGHT at UNIT 20121020
  • #4 / AA=
    VICL-64117 3,000yen (+ tax)
    2014.9.24 on sale
    1. DRONE
    2. WARWARWAR -# Mix-
    3. VICIOUSNESS
    4. WILL
    5. DISTRAP
    6. KILROY WAS HERE
    7. HUMANITY2 -4 Mix-
    8. ||:Repeat:||
    9. The Jam
    10. Path of the arrow
    11. Lasts
    12. The Klock(New Recording)
  • # / AA=
    【ハイレゾ配信】2,100yen (+ tax)
    2014.9.24 on sale
    1. DRONE
    2. WARWARWAR -# Mix-
    3. VICIOUSNESS
    4. WILL
    5. DISTRAP
    6. PRG
    7. KILROY WAS HERE
  • 4 / AA=
    【ハイレゾ配信】2,100yen (+ tax)
    2014.9.24 on sale
    1. HUMANITY2 -4 Mix-
    2. ||:Repeat:||
    3. The Jam
    4. Path of the arrow
    5. Lasts
    6. The Klock(New Recording)
    7. Endroll

配信形式 : WAV/FLAC
http://hd-music.info/group.cgi/view/115

配信形式 : WAV/FLAC
http://www.e-onkyo.com/music/album/veahd10335/

配信形式 : FLAC
http://mora.jp/artist/176653/h

※ハイレゾ音源の再生には専用の再生環境が必要です。

Q1. ツアー・ファイナルのライヴ映像とMVを収めた今回のDVD、この作品はAA=にとってどのような存在、立ち位置ですか?
このツアーはスプリットアルバム『#』『4』のツアーなので、このアルバムの持つ”少し特異な感じ”がライブ自体にも映し出された気がしています。このアルバムはAA=を始めて4作品目で、息継ぎ無しで走り続けた前3作品を作り終え、改めて自分自身を振り返ってみた、そんな作品でした。自分の根本にあるテーマ「正義とは何か」を考え、そして自分の歴史を振り返った作品でしたが、そのツアーは自分と向き合いながらも、メンバー、AA=を支えてくれる仲間達、ファンの皆との繋がりをとても感じたツアーでした。それは僕にとって少し意外でしたし、それこそがこの作品の最終的な形だったのかもしれません。その最終日のこの日のライブはその作品、『#4』が完成した日だと思っています。皆と一緒に作り上げて来たAA=を思い切り感じる事が出来た日でした。
Q2. ライヴの模様を映像作品に落とし込むことにあたり、どのようなところを意識して制作しましたか?
僕はライブを演っている側なので、自分のライブを客観的に観た事はありません。なのでこの作品を作る監督の出口さんの観たAA=の姿を尊重して、それを自分も楽しみたいと思って作っています。世界中どこを探しても見つけられないAA=にしか無いサウンド。そのAA=ライブをしっかりパッケージングして、まずはAA=のライブを知ってる皆に満足してもらえる作品に仕上げたいと思って作りました。
Q3. あらためてご自身のライヴ映像をみてどんな感想でしたか? ライヴ当日の感情など思い出したことなどありますか?
先ほどの答えと重複してしまいますが、特別な日であった事を改めて感じました。僕にしては珍しくエモーショナルな1日でしたね。そしてこの日の演奏は、とても荒いが魂入ってるなと思いました。
Q4. 今作には『#4』のMV4曲もフルで収められています。MV1曲づつに一言コメントいただけますか? 制作時のエピソードなどありましたらぜひお聞かせください。

「WARWARWAR」
この曲で登場する顔が見えない男はロッカーの鍵を次々と開けて行きます。次々と空いて行くロッカーに象徴されるのは迫り来る危機で、この当時話題になっていた憲法改正の論議にちなんで作っています。単純な憲法改正反対論を唱えている訳では無く、1つ1つはそれほどにも思えない事例が連鎖する事で思わぬ危機に近づいて行く様を表現しています。顔の見えない男は僕が演じていて、この日は夏の暑い日だったので、普段着慣れないスーツがとても暑く、普段これを着て仕事をしている人達はすごいなと感心した事を覚えています。 

「HUMANITY2」
この曲は僕の若い頃の映像が出て来ます。これはこれで恥ずかしくもあり、また懐かしい思いが詰まっていて、自分にとって何とも言えないエモい作品になっています。(笑) そして撮影では、ただただ歩きました。それは自分の生きてきた形そのものの様でもあり、その行為自体がこの曲とシンクロして、意味深いものになったと思っています。 

「WILL」
この曲はビクターの小型カメラADIXXIONとのコラボ企画で撮られた作品で、若く才能あるクリエイティブ集団maxillaさんが作った作品です。この曲に関しては僕は監督に全てお任せで、言われるままに撮影されています。映像の主役は素晴らしいスキルを持つ若者達で、彼らの運動能力と才能に惚れ惚れするばかりです。 曲も、「恐れずに未来へ向かって行く事」がテーマなので、若い彼らが躍動してして、そのテーマを見事に表現してくれています。

「LASTS」
この曲は僕の中に音と映像のイメージが強烈にあって、それを表現したいと思っていた曲です。実際には僕が思っていた形と少しばかり違うものになったのですが、この曲の持つ「夢の中の様な、過去なのか未来なのか、どこにいるのか分からない感じ」が良く表現されていると思います。そのイメージは人生そのもの様であり、その不思議な空間は、僕自身がまだ自分自身の答えにたどり着けずに彷徨っているのからなのかもしれません。

Q5. 今作のリリースと同時にアルバム『#4』のハイレゾ配信も始まります。ハイレゾ配信はAA=にとって初の試みですが、なぜ配信しようと思ったのですか? CD音源とはミックス/マスタリングが違ったりするのでしょうか?
ミックスもマスタリングも別です。具体的には最終段のマキシマイザーを変えています。通常CDの音源は他のアーティストとのバランスを保つ意味でも最終段のマキシマイザーで多くの音量を稼ぐのですが、ハイレゾ版は「良い音で聴く事」を大前提にしたので、その音量稼ぎはしていません。当然の事ながら音量は小さいのですが、そこはボリュームを上げて聴いてもらえれば。録り音にちかく各楽器の分離や奥行き、打楽器系のアタックなどが違います。ハイサンプルレートの恩恵も然ることながら、ここでの違いは大きく、この形で作品を出す事ができるのは、とても良い事だと思いました。迫力やラウドさを求める事が多い僕の音にも、この様な表現もアリだなと思いました。
Q6. 今回のDVD、『#4』合体盤リリース、ハイレゾ配信で『#4』のストーリーは終結ということですが、最後に次なるAA=の動き、展望、『#5』へのイメージなどありましたら教えてください。
そうですね。音作り、特にAA=における僕の作品作りは、自分の音の最終点への到達を求めて進む壮大な旅だと思っているので、この#4を作り終えた事で、また新たな道が見えてきた気がしています。その先に何があるのか、僕自身も楽しんで進んで行きたいと思います。

今回AA=が発表する映像作品『TOUR #4+MV』は、2013年にリリースされたスプリット・アルバム『#』『4』リリース "TOUR #4" の恵比寿LIQUIDROOMでのファイナル公演がMCやアンコールも含め完全収録されている。20年ぶりとなった大雪の翌日、そして都知事選の投票日という日に行われたこの公演は、大阪、名古屋そして仙台とツアーを回ってきた彼らのエネルギーの沸点とオーディエンスのパワーが最高の状態で融合していた。

マシーナリーなプロダクションによりアグレッシヴに攻めていくタイプの楽曲を収録した『#』、それに対して屈強なバンド・サウンドとA=としては驚くほどの明快なメロディのセンスを導入したエモーショナルな6曲を収めた『4』。AA=がこれまで追求してきた音楽性を、あえてふたつのベクトルに分けることで、表現の骨格となる部分が浮き彫りとなり、人間の根源的な欲求や現代に生きる上で危機感、そして希望をノイズとシャウトに変え吐き出してきた上田剛士のメッセージ性がより明快となったプロジェクトとなった。

分厚いAA=のサウンドを構築する上で欠かせない存在であるMinoru Kojimaのギター、AA=がもつスローガンやメッセージを説得力溢れるヴォーカルで届けるTakayoshi Shirakawa、そして金子ノブアキに変わり屈強なバンドのリズムを支えたドラムのZAX。4人のアンサンブルは、とかくその精緻に組み立てられたプロダクションの秀逸さばかりが取り沙汰されるAA=のバンドとしての衝動を確実に体現していた。

今回の収録曲リストをご覧いただければお分かりの通り、当日はこれまでの作品からのライヴ鉄板のナンバーを挟みながら、『#』『4』の全曲を披露。しかも音源にあるバツグンの曲の流れから生み出されるそれぞれのアルバムの世界観を壊すことなくミックスさせたセットリストとなっていた。それはあたかも『#』『4』の合体してひとつになるアートワークと同じく、AA=のコアの部分がトランスフォームすることでパワーアップして表現されていた。

このようなメモリアルな夜を記録した『TOUR #4+MV』には、バンドの一丸となったエネルギーが見事に映像化されている。空を舞う映像とともに「Drone」が鳴るドラマティックなオープニングから、矢継ぎ早に繰り出されるグルーヴにぴったりと合った編集。そして生々しいカメラワークは、見る者にステージと客席が渾然となる感覚を与えることだろう。決して多弁ではないが力のこもったMC、上田とオーディエンスとのコール&レスポンスなども収められていることで、実際のライヴの現場に決して劣らないフィジカルな体験をこの映像作品は与えてくれる。

そして作品タイトルにもあるMVは「WARWARWAR」「HUMANITY2」「WILL」「Lasts」の4曲を収録。汗が飛んできそうな距離感のライヴ映像と一緒に見ると、こちらのそれぞれの曲の世界を彩るイマジネイティヴかつスタイリッシュなヴィジュアルとストーリー性溢れるミュージック・ヴィデオとの振り幅にまた驚くことだろう。

そして特典映像は、一夜限りのスペシャルライブとして開催され、これまで映像化されていなかった2013年10月に代官山UNITで開催された ”WAR3-HUMAN2 NIGHT” より「TEKNOT」「ALL ANIMALS ARE EQUAL」の2曲を収録。そして2012年10月に同じくUNITで行われた ”HELTER SKELTER NIGHT”より「The Klock」、そしてJAMBORiii STATIONで配信された「パワーダウンしたGGTVのAATV」から「WARWARWAR」収録。とくに「WARWARWAR」は、スタジオ・ライヴとは思えないエモーショナルで熱いライヴパフォーマンスをみせてくれるので必見だ。どれも今作に収録されているバンド感への道筋となる記録となっているので、こちらも合わせてみることで、AA=の現在のライヴの破壊力を感じることができるはずだ。

言ってみれば『#』『4』のツアーでオーディエンスとバンドが一体になったかけがえのない空間と時間が『TOUR #4+MV』という映像作品としてまとめられることで、このプロジェクトは完成したと言えるのではないだろうか。このタイミングでスプリットが1枚となってリリースされるのも(もちろんパッケージも完成形となっている)この『#4』プロジェクトの総括的な意味合いもあるだろう。そして『#』『4』が巷で話題のハイレゾでの配信も決定。飽くなき音への追求を続けていくAA=のサウンドを高音質で楽しむことができるようになったことも朗報だ。

この夏は "RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO" といった野外フェスにも出演を果たし、11月に開催される "KNOTFEST JAPAN 2014" ではKoЯnなどとともに出演が決定。こうした活発なライヴ活動が、AA=の次の表現にどのような影響を与えるのか、ぜひ今回の映像作品を見てその期待を高めてほしい。

Text : Kenji Komai

AA= 上田剛士 サイン入りTシャツプレゼント

AA= 上田剛士 サイン入りの直筆サイン入りAA= TOUR #4 Tシャツ(ブラック:Sサイズ)を抽選で1名様にプレゼントします。ご希望の方は下記のリンクから・住所・お名前・年齢・電話番号・この記事やNew Audiogram全体についての感想を記入の上、メールをお送りください。
締め切り:10月30日
ご応募はコチラから

ARCHIVE

AA=

Official Website
http://www.aaequal.com

Official Twitter
https://twitter.com/_aaequal

Official Facebook
http://www.facebook.com/aaequal

Official YouTube
http://www.youtube.com/aaequalofficial